皆さまこんにちは!藤本です!
今日私は「あそ路」さんへお邪魔してきましたー!
あそ路さん、皆様すでにご存知ですよね?「元祖たかなめしの店」として熊本、そして九州でも有名な郷土料理のお店です。
このあそ路さん、熊本地震の影響を受け、4か月もの間休業を余儀なくされていらっしゃいましたが、今月より、ようやく営業再開されたのです!
なんと嬉しいことでしょう。
このあそ路さんは阿蘇市的石という阿蘇市の中でも今回の熊本地震で大きな被害を受けた西側の地域にあります。
地震後は建物の被害に加え、中の設備、そして浄化槽が壊れてしまい、それが中々修理できず、4か月もの間お店を閉めなくてはいけない状況になってしまいました。
仕方がないので8名いた従業員さんたちは一旦解雇に。。。これまで一緒に働いてきた仲間を解雇するのは苦しい選択でした。
さらに、建物の修理が進んでいき、お店のオープンも考え始めるとまた新たな試練が待ち構えています。それは食材などを頼んでいた取引業者の被災により、納品されないという状況でした。現在もその影響を受け、震災以前のメニューはまだ提供できていないものもあります。
しかし、1日も早く復旧してお店を開けなければいけない!そして、せっかく修理するんだ!これまでよりもっと良くしよう!と座敷の一部をニーズの多かったテーブル席へ改修したり、トイレをバリアフリーにしたり、積極的に変えていきました。ここがやはり、阿蘇の人のすごいところだなとつくづく思います。これまで震災後何人も取材してきましたが、皆さん、ただでは起き上がらない!という精神で「どうせならこうしよう!ああしよう!」と物事をプラスに考えることが出来る人ばっかり。
そういった精神が実を結んだのか、あそ路には根強いファンがたくさんいらっしゃいます。
案内窓口でもお客様から「あそ路は営業されてますか?」「いつ営業再開するの?」というお問い合わせを何件もいただきました。皆さん、本当に再開を待ちに待っていらしたんだと思います。
だって、あのたかなめしとだご汁の味は1度食べたら忘れられませんものね!
まだまだ営業もお客様も例年通りとはいきませんが、それでも社長の井芹さんは「お店を開けれるだけいいよね。」と前向きです。震災前に頑張ってくれていた従業員も家が大丈夫だった方たちなど4名戻ってきてくれました。少しずつですが、確実に前に進んでいます。
「阿蘇はたくさんのお客様をお迎えして経済を成り立てていたわけで、そのお客様がいらっしゃっるための道路というのは当たり前にそこにあるものだと思っていたけど、今回の地震でこんなに大事なもんなんだって思いました」と井芹さん。
「今のこのありのままの阿蘇を見に来てほしい。阿蘇に来たことがある方たち、そして熊本の方たちに遊びにくるという形でどうか今、阿蘇を助けてほしい。」
そうおっしゃっていました。
道路が整備され、通常通りの形で熊本―阿蘇がいつ行き来できるようになるのか…それまではもうしばらくかかりそうです。熊本方面から阿蘇へ来たいただくことが、現在の状況でどれほど大変なことか。私たちも知っています。
その上で本当にお願いしたいことは「阿蘇に来てほしい」これだけです。
熊本地震で崩れた場所もだんだん整備が進み始めようとしています。
今の阿蘇を見れるのはあと少しかもしれません。私たちも最近はあの日のことが記憶から遠くなっています。そんな中、今日あそ路の井芹さんのお話を聞き、再度これをまた伝えていかなければならないと思いました。
皆様、阿蘇のため、そして、皆様自身のため、ぜひ阿蘇へお越しください。
お待ちしております。
Fujimoto
道の駅阿蘇は9時~18時まで営業!
皆さまこんにちは!藤本です。
皆さまー!今年もあかど漬けが出ましたよー!
え?あかど漬けって何かって?
そう聞かれると思い、今日はあかど漬けについて説明しようと思いました。。。
あれ、ちょっと待てよ。去年も書いた気がする…一応調べてみよう。。。はい、あった。
やはり去年も書いていました。
しかし、これ自分で書いたにも関わらず、すごくいい内容(←自画自賛;)で、もう一度皆さまに読んでいただきたいと思ったので、すみませんが、コピペしたいと思います…
****ここから去年のブログ****
さて、先日私は当館に漬物などを出している阿部クニエさんの畑へ行ってきました!阿部さんといえば高菜も作っていて、当館の情報誌VOL.7でも特集した方。今回はあかど漬けを作っているところを取材してきました!
その前に皆さん、あかど漬けってご存知ですか?
こちらです↓
名前の通り赤いお漬物。これは「あかど」という芋の茎から作られています。
味は梅のように酸っぱくてとってもおいしいです。
このあかど芋はこんな風に里芋とほとんど変わらないように生えているんですが、よく見ると茎が赤いのが特徴です。
この茎を食べるって、阿蘇の人もよ~考えましたよねぇ~。
もちろん中の芋も食べられます。
さてさて、どんな風にあかど漬けになるのか…???
まずはしっかり洗って綺麗にしたらこれを塩もみします。茎がかなり長くて大きいので阿部さんにとっては一苦労の作業です…
そして1日経ったら漬けます。漬けて1週間から10日すると出来上がり。
あんなに大きかった茎がこんな風になるんですね!
ビックリ!阿部さんは何でもないことのようにヒョヒョイっとものすごい短時間でやってましたけど、多分阿部さんの身長よりも高い茎を持ち運ぶのは相当大変だろうなーと思いました。それを端々に感じたのが阿部さんが使用している道具たち。
例えばあかどを洗う時には阿部さん専用のイスがあったり、塩もみする時の台は実は1番大きな漬物桶だったり。
後ろに回ってみると背の小さな阿部さんはコンテナをひっくり返して乗っていたんです。
こんな風に工夫しながら作っているんですね。
私たちが漬物一つを口に入れるまでにはかなりの苦労が隠れているんだなぁとしみじみ思いました。
そんなことを知りながら食べるあかど漬けはまた格別です。
ぜひ、期間限定のこの味を道の駅阿蘇でお買い求めくださいねっ!
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いかがでしたか?
今年もこんな風に一生懸命漬けてくれたのかなぁ。阿部さん。そんなことをふと思いながら、今私はあかど漬けを販売しているところへ行き、試食を1つ食べました。
うん、うまい!今年もおいしいよ~阿部さ-ん!
ぜひ皆さま道の駅阿蘇でおいしいあかど漬けとお待ちしてますよ~!
それでは今日はこの辺で!
Fujimoto
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