今日は阿蘇小学校2年生の生徒さん4名が道の駅阿蘇に探検に来てくれました。
「町の人と仲良くなろう!」という生活科の授業の一環で、従業員の人数やお客さんは1日何人来ますか?という質問をしてくれました。
対応したスタッフのNさんは可愛らしい小学生に「お姉さん!」と呼ばれて戸惑いながらも喜んでいたそうです()
残念ながらその様子を写真に収めることができませんでした…(^^;)申し訳ないです。
 
阿蘇小学校2年生の生徒さん達、また探検に来てくださいねヽ(*´v`*)
 
 
 
 
 
そして気になるのが中岳火口の様子です。
 
福岡管区気象台によると、中岳第1火口では25日から約1か月ぶりとなる小規模噴火が2回確認され、27日の現在でも活動が続いています。
 
噴煙は今見たところ白くなっていて、今朝よりも活動が落ち着いてきているように見えますが、油断は禁物です。
 
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これは阿蘇火山博物館の方から頂いた昨日の中岳火口の様子です。
 
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灰色の噴煙が火口縁上1500メートルまで上がり活動は継続中。
 
 
火炎現象や噴石が飛び散る様子や降灰(火山灰)が確認されています。
 
火炎現象というのは噴出した火山ガスが高温の為、自然発火して見える赤い炎のことです。
噴石は1995年の3月に観測されて以来19年振り。
 
今のところ火口周辺は半径1km以内に立ち入り規制が敷かれており、警戒レベルは2のままですが、長期化する場合はレベルの引き上げも検討されるということでした。
 
「火山灰」というのは主にマグマが発泡してできる、ガラスのような細かい破片です。
草木などが燃えて出来る「灰」とは成分も性質も異なります。
物質としては火山ガラス、鉱物結晶、古い岩石の破片など、とても細かい粒子でできています。
 
 
火山灰は健康への影響も考えられるので、外出する際には注意が必要です。
短期間の外出による影響は考えにくいですが、マスクを装着するなどの対策をされると健康への被害も最小限になると思います。
呼吸器系への疾患がある方は特にご注意ください。
 
目に入ると火山灰の欠片で傷がつく恐れもあり、かゆみ・腫れ・充血・異物感といった症状が現れる可能性もあります。
降灰に伴う影響にはお気を付け下さい。
 
中岳火口の見学は出来ませんが、今のところロープウェー乗り場までは行くことができます。
気象台によると、規制区域外でも風下側では降灰だけでなく噴石も飛んでくるおそれがあるとのことですので、特に注意が必要になります。
 
詳しい情報などは随時こちらに載せていこうと思います。
 
 
間違った情報に左右されることなく、正しい情報で臨機応変に対応していきたいです。
 
ono
道の駅阿蘇
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TEL0967-35-5088